マクロビオティックで自己探求の旅


by macorolovelove003

薬の排出

先日、
「鬱病」になってしまった方の話から、
自分の体調のことを考えてみた。

10年前のやるせない体調を思い出してみた。

私はメニエール病にかかったことで、数年間、西洋医学のお世話になった経験をもつ。

何度も繰り返すめまいに、入退院をも繰り返した。
健康を害してしまったことで、そのとき経営していたお店も楽しみも奪われてしまったことがある。
健康の有難さはわかっていても、日々の暮らしや食生活を大切には過ごしていなかったように思える。

この病気は自律神経を悪くすることによって、「めまい」「耳鳴り」「吐き気」などの症状を引き起こす、三半規管が悪くなることでカラダのバランスを失う。
女性に多い病気らしいが、その症状を抑えるために、ステロイド剤を飲んでいた。
安定剤ということだろう。

たしかに外因的な症状は治まったが、病状は内因的な症状、
精神的なものへと変化した。
「不安」「倦怠感」「恐れ」
闇に自分が置き去りにされたような症状が、夜になると訪れた。
突然、不安感が襲ってくるのだ。
今思えば、「鬱病」の手前であったと思う。
幸い、そんな病気な私と交際しようと、物好きな夫に出会えていなかったとしたら?
もしかしたら、命もなかったかもしれないと思うほど、
生きる事へ自信もなくしていた時期であった。

腎臓が悪いことを基本に、低体温・低血圧。
ホルモンのバランスも胃やすい臓・脾臓のバランスも崩していたのだろうと、
陰陽五行を思いながら、当てはめてみる。

当時、マクロビオティックを知らなかったが、食の改善に気がついて、
自分自身でコントロールを始め、まず!薬をやめることにチャレンジ。
粗食でカラダを治して行こうと思い立てたのは、夫のおかげであったと思う。
大好きな料理でカラダが治せるなんて、そのときは夢のようで、
生きる力が沸いてきたことを思い出した。

薬には、いろいろな種類があると思うが、
その症状を抑えることができても、相対する臓器が悪くなる。
また、治りかけのときの副作用でカラダはもちろんのこと、精神も不安定になるのであろう。

このときにメンタルケアが足りないと、症状の改善がされたとしても
本人の心のバランスが安定できるとは限らないのだと思う。

弱い部分を理解しあえることは、食事も大切だと思うが、
心を癒させる場所を見つけることもとても重要なことに思える。

10年はあっという間で、「本当に病気だったの?」と言われることもあるぐらいに
今は健康である。
マクロビオティックを始めて、心とカラダの中から「硬い」ものが抜けていく。
そんなことを身をもって感じることができた。

出て行く「硬いもの」は、目に見えない考え方も教えてくれている。
病気に感謝したい。
マクロビオティックに出会わせてくれて、ありがとう!(笑

心のふれあいを大切に、びおらぶを勧められたらいいな。と、
改めて思った。
by macorolovelove003 | 2007-10-15 15:58 | 心の声と繋がって